市場と距離を取るということ
- ふなっきぃ
- 2月12日
- 読了時間: 2分

## 市場と距離を取るということ ――そして今のポジション
ガラスの向こうで、
真っ赤な数字が点滅している。
選挙は与党の歴史的勝利。
首相は円安容認発言。
多くの人は「株高確定」「円安加速」と読んだ。
だが、為替は円高へ振れた。
ということはドル安が進んでいる。
雇用統計はサプライズ。
金利はどうなる。
米国経済は弱いのではないか。
人の予想は常に忙しい。
しかし市場は、
人の期待通りには動かない。
私は、予想しない。
構造を見る。
流動性はどうか。
金利の方向はどうか。
資金はどこに滞留し、
どこへ移動しようとしているか。
じゃぶじゃぶのドルは、
イナゴのように市場を移動する。
だがそれは混乱ではない。
より効率の良い場所を探しているだけだ。
「株はもう下がらない」
そう感じる局面は確かにある。
だが私は断言しない。
下がらないのではない。
下がりにくい構造があるだけだ。
だから今、私はこうしている。
米国株は保有を継続。
高配当ETFと大型テックは軸として維持。
押し目があれば静かに拾う。
日本株は内需と高配当を中心に分散。
選挙相場の熱には乗り過ぎない。
ドル資産は一定比率を確保。
為替は読まないが、
長期のドル循環は信じている。
現金も持つ。
いつでも動ける余白を残す。
恐怖でも熱狂でもなく、
淡々と積み上げる。
市場は自然と同じだ。
雪山も、
為替も、
株価も、
人の思惑とは無関係に、
ただ流れの中で形を変える。
大切なのは、
流れを当てることではない。
流れに飲み込まれないことだ。
数字の赤に熱くならず、
悲観の青に沈まず。
市場は敵ではない。
ただの環境だ。
私は今日も、
その環境の中で、
静かに資産を積み上げていく。




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