top of page

ダーチャ的二拠点生活

かつて読んだアナスタシアの中に、ダーチャという言葉があった。

自然の中に小さな拠点を持ち、家族と土に根ざして生きる姿である。


若い頃は、遠いシベリアの理想郷のように思えた。

しかしいま、米子と実家

を行き来する生活の中で、

その言葉が現実味を帯びてきた。


テクノロジーはこれからさらに進化するだろう。

フィジカルAIが普及し、

仕事のあり方も教育のかたちも変わっていく。


だが、空へと伸びる技術の時代にこそ、

人は根を求めるのではないだろうか。


土に触れること。

顔を見て語ること。

同じ食卓を囲むこと。


それらは古い価値ではなく、

むしろこれからの時代の中心に戻ってくるのかもしれない。


森という教室がある。

自然の中で子どもが育つ環境がある。

もう一つの教室が、ここにある。

森のようちえん
森のようちえん

ダーチャはロシアの思想ではない。

それは特別な理想郷でもない。


都市と自然を行き来しながら、

小さな拠点を持ち、

家族とともに丁寧に暮らす。


そのような生き方が、

これから静かに広がっていくのではないか。


未来は、急激に変わるようでいて、

人間の本質はそれほど変わらない。


むすびの中に、

希望はある。

コメント


bottom of page